高杉晋作没後150年記念事業の事始め
久しぶりにブログをスタートします。
今年は、高杉さんの150回忌ということで、昨年から有志の人たちと
下関で実行委員会を立ち上げました。
そして、今こんなプロジェクトで東行忌と、記念事業を行おうとしています。
詳細はこちらでご覧ください。
この晋作さんのイラストは、講談社コミックの『百花春風抄』の作者・朔田
浩美先生の書き下ろしを頂きました。目力のあるかっこいい晋作さん。
そのパワーでいろんな奇跡を起こしています。
原画はこれ
着流しに扇を持つ晋作さんは、かっこいいだけでなく、ちょっと切ない
エピソードがあったのではと思うのです。
それは葉室麟さんの小説 『春風伝』に描かれていました。
幕府との戦いの時、軍艦に乗り込む海軍総督・高杉晋作はこの出で
立ちでした。
「え!? その格好でですか?」と驚く周りの隊士たちに、「なーに、幕府の
ような鼠族を退治するのにはこれ1本(扇)で大丈夫。」と言った高杉さん。
しかし、その時には彼の身体は随分蝕まれていて、甲冑などをつけるには
耐えられないほどだったというのです。
真偽のほどはわかりませんが、起き上がるのも一苦労だった病状からいけば
十分考えられることですね。
その肩に藩の運命を一身に背負って強大な幕府軍と戦った、長州の英雄。
150回忌には、彼のやり残したこと、夢見たことを、みんなで語りたいと
思います。そして、次の世代につなげるために、多くの人に知ってもらいたい。
東行忌まであと一ヶ月。
全国の高杉ファンの皆さま、下関でお会いしましょう。
4月14日の東行忌はもちろん、15、16、17日と3日間、市をあげての事業で
全国の皆さまのご来関をお待ちしています。
それから、イベントはすべて有志の皆さまのお志でやり遂げたいと頑張って
います。
寄付も募っていまして、全国の方からお申し出もいただいています。
寄付いただいた方のお名前は、事業終了後に作成する「150年記念誌」に
掲載させて頂きます。
詳しくはこちらから。 http://tougyou.com/pickup/kyousan
どうぞよろしくお願いいたします。
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